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澤近 瑛平 さん

INTERVIEW
#08

愛南町

河内晩柑

[育てている柑橘]河内晩柑

愛南町で河内晩柑を栽培するかんきつ農家、澤近瑛平さん。27歳の時にUターン就農して7年目になりました。

産地によって呼び名異なるかんきつ

昭和10年に熊本県の河内町で発見され、地名の「河内」と、遅い時期に採れるかんきつの名称「晩柑」を組み合わせて名付けられた「河内晩柑」。
河内晩柑は品種名で、産地によって異なった商品名があります。
熊本県では「天草晩柑」、高知県では「夏文旦」と呼ばれています。
JAえひめ南味楽共選場では、「宇和ゴールド」という商品名で出荷しています。

春、夏にぴったりの爽やかな味

 河内晩柑は黄色く短卵型な形をしていて、爽やかな酸味と程よい苦味、優しい香りが特徴です。  
収獲時期が3月~8月と長く、時期によって味の違いが楽しめます。  
春は果汁が多くジューシーで、夏は酸が抜けて甘味が増し、実が引き締まったパリッとした食感の果実です。  
生果で食べるのはもちろん、スイーツに使ったり、果汁を炭酸水や焼酎に入れても美味しく味わえます。  

会社員から農家へ 祖父の作る味を目指して

 愛南町で河内晩柑を栽培するかんきつ農家、澤近瑛平さん。27歳の時にUターン就農して7年目になりました。
現在、河内晩柑のほか9品種のかんきつを、1㌶の園地で妻の奈緒さんと栽培しています。
澤近さんは就農前、兵庫県で会社員として働いていました。
かんきつ農家の祖父が高齢になり、次第に就農を考え始めたそうです。
かんきつの収穫アルバイトの経験があり、農業の大変さを肌で感じていたため、当時は地元に戻って就農することに迷いがありました。
しかし、「祖父の作るミカンが昔から大好き。園地が耕作放棄地になるのはもったいない」という強い思いから、農業の道に踏み出しました。
「祖父が作るような美味しいかんきつを作ること」を目標に掲げ、栽培技術を磨いています。

落果を防いで美味しく育てる

 落果しやすい特性を持つ河内晩柑の栽培では、防風対策が欠かせません。
澤近さんの園地では、防風林を設置しているだけでなく、最終の消毒を終えた11月上旬頃に防風ネットを掛けることで落果軽減の対策をし、肥大・着色が進むよう、収獲シーズンを迎えるまで時間と手間をたっぷりかけて育てます。
毎年、3月下旬頃から収穫を始める澤近さん。
「自分が作ったかんきつを食べた人に“美味しい”と言ってもらえる時に農業のやりがいを感じる」と、笑顔で日々栽培管理に励んでいます。