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若藤 寿治 さん

INTERVIEW
#07

宇和島市

デコポン

[育てている柑橘]デコポン

宇和島市のかんきつ農家、若藤寿治さんは、15年前から10㌃でデコポンをハウス栽培しています。

個性的な見た目と甘さたっぷりの味

 凸のあるどっしりとした特徴的な見た目と高い糖度で人気を誇るかんきつ「デコポン」。
「清見」と「ポンカン」を掛け合わせた品種で、熊本県から栽培が広がりました。
糖度や大きさなど、一定の基準を満たしたもののみが、デコポンという名称で出荷することができます。

15年前からハウスで栽培

  宇和島市のかんきつ農家、若藤寿治さんは、15年前から10㌃でデコポンをハウス栽培しています。  
約15年前、重油価格の高騰をきっかけに温室ミカンからデコポン栽培に切り替えたそうです。  
「天候の変動による影響を減らすことができ、高品質な果実を生産できることが魅力」とハウス栽培のメリットについて語ってくれました。

「垣根仕立て」で効率的に

 若藤さんの園地では、果実の重みによる枝折れの防止や、個々の果実に光をあてて着色や糖度を向上させるために枝をヒモでつり下げ、「垣根仕立て」で栽培しています。
露地のかんきつ栽培では、「自然形」という、全体が丸みを帯びたこんもりとした樹形に整えることが多いですが、「垣根仕立て」にすると、樹がコンパクトになる分、枝の長さや太さを揃えやすくなります。
さらに、列間の通路が広くなり作業効率も向上しています。

木で完熟させ、葉付きで送り出す

 JAえひめ南管内では、8年ほど前からハウス栽培のデコポンを「葉付き」出荷しています。
露地栽培では通常1月中旬~2月上旬頃に収穫しますが、ハウス栽培では木で完熟させ、酸味が程よく抜けた3月中旬頃から収獲を開始。
葉を2、3枚残したまま摘み採って出荷します。
「今年は肥大、色づきも良く、過去一番の品質」と話す若藤さん。
見た目も味も上出来のデコポンを消費者に届けます。