宇和島みかんオンラインショップ EHIMEUWAJIMA

tel.0120-021-272

0 ¥0

現在カート内に商品はございません。

宇和島みかんオンラインショップ EHIME UWAJIMA

tel.0120-021-272

0 ¥0

現在カート内に商品はございません。

高田 典幸 さん

INTERVIEW
#06

宇和島市

ブラッドオレンジ

[育てている柑橘]ブラッドオレンジ

宇和島市のかんきつ農家、高田典幸さんは、約35㌃の園地でブラッドオレンジを栽培しています。

深紅の果実

 抗酸化力のあるアントシアニンを含む鮮やかな深紅の果肉とたっぷりの果汁が特徴で、近年注目を集めているイタリア原産のかんきつ「ブラッドオレンジ」。
ブラッドオレンジの生産量全国1位を誇る宇和島市では、真っ赤な色ですっきりした酸味の「モロ」と、モロに比べてほんのりオレンジ色でコクのある甘い「タロッコ」の2品種が栽培されています。

鳥害対策で安定した収量を

 宇和島市のかんきつ農家、高田典幸さんは、約35㌃の園地でブラッドオレンジを栽培しています。
鮮やかに色づいたブラッドオレンジがたわわに実る高田さんの園地では、防鳥ネットの設置で鳥害を防いで安定した収量の確保に繋げています。
時には、「防鳥ネットは必要ない」という声を聞くこともあるそうですが、手塩にかけて育てた果実が収獲目前で鳥の餌になってしまわぬようにと、ブラッドオレンジの栽培を始めた20年前から園地全体を防鳥ネットで覆っています。

品質・収量アップへ 思い切って間伐

 高品質生産を目指す高田さんは、昨年、園地の3分の1以上を間伐しました。
間伐後は一時的に収量が減ってしまいますが、長期的な観点から作業効率を高めたいと考えたそうです。
間伐する前は脚立を置くのも苦労するほどの密植園地でしたが、思い切って園地内の半分の木を伐採しました。
すると、農薬が綺麗に散布でき、日当たりも良くなったことから例年に比べて大玉で着色の良い果実に育てることができました。
今年は間伐の影響で昨年より収量が減りますが、今後は収量増加も見込んでいます。

紅色の入り良く、上々の仕上がり

 2月上旬に収穫シーズンを迎え、2020年産は、昨年の降水量が少なかったことと秋の好天で糖度が高まり、紅色の入りも良く仕上がっています。
「モロ」は2月中に採り終え、その後は3月下旬頃まで「タロッコ」の収穫が続きます。
高田さんは「1月の積雪による被害を心配していたが、上々の品質。
ぜひ多くの人に味わってもらい、ブラッドオレンジの独特の魅力を知ってほしい」と自信を見せています。