長岡 隆弘 さん
INTERVIEW
#05
宇和島市吉田町のかんきつ農家
[育てている柑橘]ぽんかん
宇和島市吉田町のかんきつ農家、長岡隆弘さんが手掛ける海沿いの山上に開けた80アールの園地では、つやつやの果実がたわわになっています。
長岡さんは12月下旬から家族やアルバイトと収穫を始めました。

宇和島のぽんかん収穫
ポンカンは、生育状態が良好でも、収穫が遅れるとヤケ果宇和島市では、12月上旬から県内最大の生産量を誇るポンカンの収穫が始まります。
例年12月10日頃から始まって1月に本格化し、2月下旬頃まで続きます。

ぽんかんの栽培の大変さと長岡さんの思い
ポンカンは、生育状態が良好でも、収穫が遅れるとヤケ果(※)などの品質低下に繋がります。
そのため、長岡さんは収穫適期の8分着色で摘み取ることを心掛けているといいます。
収穫後は、1カ月ほど倉庫で貯蔵。
ポンカンは果実が着色しにくい特性があり、寝かせることで酸味が抜けて甘さが増します。
鮮やかなオレンジに色づいてから、やっと出荷します。

貯蔵して甘みを増すぽんかん
「香りも良く、甘味と酸味のバランスのとれた果実に仕上がった。貯蔵することでさらに味がのる」と話す長岡さん。
出荷までに余念がありません。
おやつや食事のデザートに、宇和島のまろやかでジューシーなポンカンをぜひ味わってみませんか。
